喪主はゆっくりお別れできない?

実は昨年、喪主というものを始めて経験しました。
亡くなったのは父でしたが、長い間闘病生活を送っていたので、ある程度は覚悟していました。
しかし、覚悟していたといっても、実際父が亡くなってしまうと何も考えることが出来なくなってしまいました。
とはいえ、すぐに親戚への連絡や葬儀の準備をしなくてはならず、ボーっとしている暇はありませんでした。

父の闘病中に、葬儀社を調べたり、見積もりを出してもらっていましたので、葬儀社についてはすぐに決めることが出来ました。
葬儀社の担当者と相談をし、すぐに葬儀場を決めることは出来ましたが、思っていたよりも喪主はやるべきことが多く大変な思いをしました。
喪主は葬儀を行う責任者ですが、通夜や葬儀の準備や進行は葬儀社がやってくれます。
しかし、親戚への対応や香典返しの品物選びは喪主が責任を持ち行わなければなりません。
そして一番困ったのは、喪主の挨拶です。喪主の挨拶は自分で考えなければいけませんが、普段、人の前に立つことがなかったため、どんな事を話せばいいのか分かりませんでした。
また、通夜が終わった後には、翌日火葬場に行ってもらう事が出来るのか親戚に聞いて回るのも喪主の仕事でした。
その他にもいただいた供花をどこに飾るのか、弔電を読む順番を決めるのも喪主でした。
その他の雑用などもありましたが、家族に手伝ってもらいながらようやく葬儀を終えることが出来ました。
喪主は大変だと聞いたことはありましたが、こんなにやることが多いとは思っていなかったので、あっという間に二日間が過ぎていきました。

もう少しゆっくり父とお別れがしたかった。終わった後にそんな事を考えてしまいました。